Vicon - Virtools

スーパーチーム

週刊アスキーの鹿毛さんから見本誌が届く。 日本の年末商戦が垣間見える、いい特大号に載ったなあ。

![wam2006cover.jpg][/assets/2006/wam2006cover.jpg]

それにしても週刊アスキーももう10年か、早いなあ。

Vicon - Virtools

先週末から、ずっとVirtoolsのBuildingBlock開発関係にどっぷり。

業界標準なモーションキャプチャカメラVicon用のモジュールを書いている。

OxfordのPaulなるエンジニアが書いたViconのSDKはSDKとは呼べないぐらいシンプル(リアルタイムエンジンだけかもしれないけど)。 数学もまっちょうじき、というかソースに書いてある。Vector型と例外処理が大好きらしい。

Viconのカメラはネットワーク経由でデータやステータスをやり取りするタイプなんだけど、120Hzと高速なうえに、複数からの接続を許可したTCP通信。UDPのブロードキャストとは一味違う難しさがある。

結局、マルチスレッドで解決しそうなので助かった。ソース公開ではないプロ用製品は不思議な挙動をすることもあるので、まだ気合は抜けないけど。本当はVirtoolsのVxThread関数を使ってスレッド化したいところなんだけど、今回は時間の都合で無理そうだな。

Crescentのフランス(ESIEA)出身新人エンジニアGillesがViconSDK関係のサポート、JAISTの木村君が私のサポートでBB開発を手伝ってくれている。加えてNautilusのAlainが「Laval1750」(18世紀のラバル)と「Virtual Scooter」のNautilus版、コンテンツとインタフェース側をサポートしてくれている。Nautilusの社長のPascalとCrescentの社長の小谷さんは資金面・機材面をがっちりサポート。MNRV卒のAlexElAyoubiは電子回路、JAIST研修後MNRV卒業見込みのGillは帰国直後の忙しい中ブリュッセルからADコンバータとスクーターの接続をサポートしてくれている。

なんと言うか、非常に短い期間なのだけど、スーパーチームだ。こういうのは望んで集められるものじゃない、でもLavalだと時々それが可能になったりする。

私自身もここ数日、まともに寝てないし、家で寝込んでる嫁と息子が気になるんだけど、今日で勝負がつくはず。

がんばろう。 そして支えてくれている皆さんに感謝だ。

top
<< 立体Expo'06にて仏ラヴァル市の産業振興事例のご紹介
フランスでラーメン作ってみた >>