Gilles Brossardの学位審査無事終了

久々日記

なんだか先週は後半にかけていろいろ忙しかったのでまとめ日記。

Gilles Brossardの学位審査無事終了。審査には参加させていただいたんだけど、なかなか面白かった。発表と質疑応答は英語。Gillsは英語のほうが上手になっている気がする。これからもがんばれ。

無事に審査も終わったので小谷さんが帰途。 ちょうど水曜日だったので、Valerie他子供たちも駅でお見送り。 こうしてみると、すごいな。子供たちに囲まれて。

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次の日はAngersで研究室ゼミ。 うちの研究室はアンジェ側はデザイン方法論の研究者が集まっているので、毎回刺激になる。しかし博士がだんだんと高年次になってくるので学位審査に向けていろいろと白熱する。写真は、Mazid君の発表。彼ももうD3なので終わらせる方向に向かわねばならない。中小企業のイノベーションを助けるための方法論としてバーチャルモックアップと実際のモックアップの比較などをやっている(デジカメだとその差異はほとんどわからない)。

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一方で、Brest近郊から来た新博士学生のFabienも今週から参加。グラフィックス系のバックグラウンドを持っている。行き帰りの車でいろいろと訊いてみる。アボリジニの楽器を吹いたりする趣味もあるらしい。

週末はValerieの下の娘Eleaの3回目の5歳の誕生日。なんで3回もやるかというと、友達、父親の家族、母親の家族、といったところ。Valerieの両親も車で5時間かけて泊り込みで祝いに来ていた。久々にあえてうれしい。

息子はEleaへのプレゼントを買ったときからいろいろ覚えているようで、数日前から何か言っていた。写真はプレゼントの櫛を使って見せているところ。この後、鏡も使って見せるあたりが色男だ。

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そのほかの時間はネットワーク、特にOpenVPN関係の設定と、睡眠。右胸の骨折はやっと骨がくっついたぐらいの感じ。動くだけなら痛くは無いがくしゃみや咳がけっこう痛い。今週も柔道はやめといたほうがいいかも。

そうそう、今週は日本バイナリーがLavalにくる。10年来の後輩である磯部君とフランスで会えるとはおもわなんだ。


2月からタバコ禁止

今日のフリー新聞「20minitues」のトップ記事。

「Villepin interdit le tabac dans les lieux publics au 1er février 2007」

http://www.20minutes.fr/articles/2006/10/08/20061008-actualite-Villepin-interdit-le-tabac-dans-les-lieux-publics-au-1er-fevrier-2007.php?__

2007年2月1日から公共の場で禁煙!個人的には嫌煙家&子供もちなので歓迎もいいところなのですが、タバコ王国フランスとしては大事件かもしれないですね。

日本のJTもかなりの種類のタバコをフランスに輸出しているし。

公共の場所ってどこからどこまでだろう?学校も禁止されるとなると、高校生(普通に道や校門前などで喫煙している)、大学生などは反対するだろうな。

ちなみに私は煙が嫌い、火が子供に危ない、というだけであって、タバコ文化そのものは全く否定していません。

たとえば映画などの中でよくみられる、タバコを使った人の心情表現や、タバコの匂いとともにある記憶など、タバコの健康への是非とは切り離して、フランス人の生活からタバコが消えていくのは残念なことではあります。…が国際的には仕方ないことなのかもしれないですね。


新しいGoogleLabの実験サービス http://www.google.com/codesearch

世界中に転がしてあるオープンソースのコードを拾ってきて検索してくれる。

ためしに「springhead」で検索してみると、旧SpringheadであるLVRM、それもtgz化されたソース玉までヒットした。しかも速い!VC.NETで検索するより速い!

これ怖いなー。 ライセンス粘着なオープンソース信者への強力な武器ですね。 「どうせリビルドできないだろう」とか 「日本語のコメントだらけだと読めないだろう」とか思って、その辺にソースを転がしておくのはちょっと危険な気がしてきました。

ちなみに「GPL」というキーワードで検索すると、トップはmozilla1.5のソース。しかもLGPLだし。 ★ライセンス専用の検索キーもあります。たとえば「license:GPL」とするとgpl.txtが見れます。

Googleがビルドのチェックとか、doxygen的なマニュアル化をやってくれるならともかく、バージョン管理とかsourceforge的な役割を果たすというストーリーだと、なんだか怖い。一私企業だし。 まあ検索会社だからそこまでは無いとしても、それ以前に怖いのは、過去にソースコードに書いたメールアドレスとかデータベースのパスワードとか、コメントタグに組み込んだ呪いのメッセージなどですね。これらは、もうセキュリティの範疇外。

便利な道具は時として新たな災いを生みますねえ。

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